ジャーナル#4 SDGsとヘアメイク
目次
- ①持続可能な美の追求(SDGsとヘアメイク目標12:つくる責任 つかう責任)
- ②多様性の尊重(SDGsとヘアメイク目標5:ジェンダー平等)
- ③インクルーシブな社会の実現(SDGsとヘアメイク目標10:人や国の不平等をなくそう)
- ④心身の健康促進(SDGsとヘアメイク目標3:健康と福祉)
- ⑤共創による価値創造(SDGsとヘアメイク目標17:パートナーシップで目標を達成しよう)
SDGs:持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)
SDGsとは、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までによりよい世界を目指す国際目標です。
持続可能な世界を実現するための17のゴール目標と169のターゲットで構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓約しています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
①持続可能な美の追求(SDGs目標12:つくる責任 つかう責任)

お客様とのへアメイクによる出会いから、私たちの日常の小さな外出時に使える「ワンマイルコスメ」は、真に必要な機能だけを追求した製品となりました。
過剰な装飾や不要な成分を極力省き、シンプルかつ長期的に使える製品設計を実現しました。リサイクル可能なパッケージと、環境負荷の少ない原料選定など、製品のライフサイクル全体で持続可能性を追求しています。
つい華美になりがちな美容業界の課題とも言える問題に向き合うことで、責任を果たしていると言えます。また、お客様一人ひとりに寄り添ったコスメの使用方法のアドバイスを通じて、過剰な消費を抑制し、本当に必要な量だけを使用していただくエシカルな取り組みも同時に目指しています。
②多様性の尊重(SDGs目標5:ジェンダー平等)

「ヘアメイクを通して年齢、国境、性別と垣根のない世の中に」といったヘアメイクに性別は必要ない」―私たちの理想のもと、すべての人が使えるジェンダーレスコスメを開発しました。
家族で、カップルで、友人同士で共有できる製品は、性別の垣根を超えた新しいコミュニケーションを生み出します。
メイクを通じた自己表現の自由は、真のジェンダー平等への第一歩となるはずです。
③インクルーシブな社会の実現(SDGs目標10:人や国の不平等をなくそう)

年齢や社会的背景に関係なく、誰もが気軽に使える製品を目指しました。ゴミ出しや近所のお買い物など、「ワンマイルコスメ」は、社会参加への新しいきっかけとなります。持ちやすさ、使いやすさを追求したコムニコスのユニバーサルデザインは、「化粧品は『女性のためのもの』という固定観念の枠から離れ、すべての人が気軽に使える製品を提供することで、メイクを施す機会の格差をなくしていきます。
④心身の健康促進(SDGs目標3:健康と福祉)

マイナスをゼロにする「身だしなみメイク」は、心の健康と自信を支えます。洋服を着替えるように自然に纏えるコスメ製品は、日々の心身の健康をもサポートします。 肌への優しさを追求した処方で、メイク初心者の方でも安心して使える製品を実現しました。
⑤共創による価値創造(SDGs目標17:パートナーシップで目標を達成しよう)

コスメを通じたコミュニケーションは、新しい関係性を育みます。「これ、使いやすいね」という何気ない会話から始まる対話は、家庭や職場での絆を深めます。また、 一人ひとりのお客様との対話から生まれた製品は、さらに新しいつながりを生み出し、持続可能な社会の実現に向けた輪を広げています。 私たちは、これからも美と持続可能性の共存を追求し続けます。それは環境にも人にも優しい、新しい美の価値観を創造する旅であり、SDGsの目標達成に向けた私たちの使命です。